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厳しい寒さに耐える静かな庭。雪が多かった2月−。その雪の恵みで木の枝には、まだかたいけれど新しい芽が「もういいかい?もういいかい?」と春を待ちわびています。3月は木々の芽吹きとともに庭の目覚めを知らせてくれます。冬の間、あれこれプランを練り、秋には丹精した草花が庭に咲いてくれることでしょう。バルブス(球根草花)の明るい春の色や甘い香りで咲き匂う花達も「春よ来い!早く来い!」と春の訪れを待っています。この「待つ」という楽しみな季節が3月なのです。
≪冬にかかせない花−クリスマスローズ(キンポウゲ科)-≫
◎ヘレボラスニガー(原種)
かわいらしい名前でうつむきかげんに咲く姿が人気の秘密。クリスマスローズとは英名でヘレボラス・ニガーのことをいいます。クリスマスの頃から咲き、小型で草丈10p程、純白の品の良い風情のある真冬の花です。初め白で次に紅褐色、緑褐色になります。
◎オリエンタリス
冬の終わりごろに5弁の花を数輪下向きにつけます。実はこれはガクでシベの元のほうに集まっている小片が本当の花弁なのです。これは早く落ち、ガクはその後2ケ月以上も花びらのような姿を保ち、緑色に近い濃いアズキ色になります。一般にクリスマスローズとして出回っているほとんどがこれです。改良が進み、続々と新色がでているようです。
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